対戦イベント解説

11.攻撃順序(属性かばうへの対処)

今回は、攻撃順序の違いで相手ゆるの撃破数に大きく差が出てしまうもう一つのパターンだ。

属性かばうへの対処


こちらは、前回説明した「全体攻撃」時の攻撃順序よりも更に重要で、攻撃順序を間違うと相手にほとんどダメージを与えられない、なんて事も起こり得る場面だ。


相手の3番手には、「風属性からのダメージ80%カットでかばう」ゆるである「イシマンガリソ先輩」がいる。
味方の5番手「青竜」が水属性、その他は風属性という場面だ。

この状況では、味方風属性の攻撃は全て「かばう」に吸収されてしまう。しかし、唯一「かばう」の影響を受けない「青竜」が「イシマンガリソ先輩」を最速で攻撃して倒すことが出来れば、その「かばう」効果を完全に無効化することができる。

この場面、「青竜」は「イシマンガリソ先輩」をターゲットするのはもちろんのこと、最速で攻撃(回答)しなければならない。
もし「青竜」より早く回答した風属性の味方がいた場合、その攻撃は漏れなく「風属性かばう」に吸われてしまうからだ。
おぉ、それはきついですね。「イシマンガリソ先輩」やりにくっ!
かなり面倒なゆるだな。
ただ有能なだけにキャラコストも高い。
ここで、味方の水属性ゆるの立ち回りで「風属性かばう」を無効化できれば、使用コストを無駄使いさせることができるので、ここは何としても先行して倒したい場面だ。

全属性かばうへの対処


属性対象の「かばう」に限定して説明してきたが、実はこの考え方は全属性対象の「かばう」にも通用する。


この場面、敵3番手の「H・F・ウーマン」は全属性対象の「かばう」スキル持ちなので誰から攻撃してもその攻撃を吸われてしまう。
しかし、味方のゆるに注目してほしい。味方にはこのターンで強化スキルがかかり高火力を発揮できる「田島の春」がいる。
「田島の春」が最速で回答できれば、「かばう」の上からでも大ダメージを与えることができ、5体全員分の攻撃が吸われる前に、「H・F・ウーマン」を倒すことができる。
そして倒した後にまだ攻撃を残している味方が、他のゆるに対して攻撃をすることができるのだ。
これがもし「田島の春」の攻撃順が最後だったら、味方の攻撃はほぼ全て敵の「かばう」に吸われてしまっていただろう。

おぉ、なるほど。
高火力のゆるを真っ先に「かばう」に攻撃させて早めに倒す事で、残った味方が「かばう」にダメージカットされることなく敵に攻撃できる訳ですね。
その通りだ。
これまで説明した通り、特定の状況で攻撃順の調節というのは大きく戦況を左右する。
対戦イベントは協力イベントと違って、最速で回答することが最善手ではない場面があるということは覚えておくように。

次回以降は、この攻撃順と密接な関係にある「ターゲッティング」について説明していこう。

まとめ

■ 敵に属性を対象とした「かばう」スキル持ちがいた場合は、対象外の味方が真っ先に攻撃して倒す事
■ 高火力の味方が先に攻撃することで「かばう」を撃破できれば、残りの味方はダメージカット効果を受けずに攻撃することが出来る